若い頃は、
足すことが正解だと思っていた。
新しいコスメ。
新しい技術。
新しい肩書き。
増やせば価値になる。
出せば認められる。
そう信じて疑わなかった。
けれど、ある日気づく。
足しても、満たされない。
増やすたびに、
‘‘まだ足りない自分‘‘を
どこかで更新していた。
何も足さない自分に、
本当に価値があるのか。
そんな問いが、
静かに残っていた。
だから選んだ。
足すことをやめる、と。
削ぎ落とすと、
静けさが残る。
そしてその奥に、
揺れない芯が現れる。
整えるとは、
優しさではなく、覚悟。
量ではない。質。
広げない。深める。
私はもう、
増やして戦わない。
削ぎ落とた先に、
立つ場所が変わる。

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